診療科・部門

呼吸器内科

呼吸器内科について

当科は、当初、1992年(平成4年)よりアレルギー呼吸器科として、泉区の開業医の先生方はじめ、県北医療機関からのご紹介の呼吸器疾患(COPD、喘息、呼吸器感染症、胸膜疾患(気胸、胸膜炎)、睡眠時無呼吸症候群など)の患者様の入院を含む診療を行ってきました。常勤医の定年や退職に伴い、現在は非常勤医のみで、呼吸器病床はありません。
当科外来では、COPD(肺気腫と慢性気管支炎)、喘息(気管支喘息や咳喘息)および慢性呼吸器感染症(非結核性抗酸菌症、気管支拡張症など)について、画像診断(胸部XP、CT)、精密肺機能検査(スパイロ、肺拡散能検査)、呼気NO検査および喀痰細菌培養検査を施行し、診断して外来管理をしています。
特にCOPDに関しては、息切れのない生活を目指して、薬物療法、急性増悪の予防に力を入れ、呼吸不全の進展を遅らせるように取り組んでいます。疾患の進展や加齢で呼吸不全が進展した場合は、日常生活の質を落とさないように、時期を逸さずに、在宅酸素療法(HOT)を導入して、元気に生活しておられます。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)については、簡易ポリソムノグラフィーを施行し診断し、CPAP療法を受けておられます。比較的軽症の肺炎などの場合は、当センターに入院し治療を受けていただく場合もあります。しかし、人工呼吸器管理の必要がある重症疾患(重症肺炎、喘息重積発作、間質性肺炎急性増悪など)については地域の基幹病院へご紹介しています。
呼吸器内科では、呼吸器疾患の患者の皆様のために、看護部、検査科および事務の職員と共に、丁寧で、心のこもった、専門性の高い診療をめざして、日々取り組んでいます。

医師紹介

 

岡山 道子
OKAYAMA MICHIKO
Profile 大阪大学卒業
日本呼吸器学会 専門医
日本内科学会 認定医
日本アレルギー学会 認定医
日本医師会 認定産業医
専門分野 呼吸器内科(感染症・COPD・喘息)
メッセージ 循息切れ、咳、痰があれば、早めの受診をお待ちしています。

 

三浦 元彦
MIURA MOTOHIKO
Profile 東北大学医学部
日本内科学会 認定専門医・指導医
日本呼吸器学会 専門医・指導医
専門分野 呼吸器内科全般、気管支喘息及びCOPD
メッセージ 2025年4月1日より常勤医として赴任しました。
「わかりやすい説明」をモットーとしています。
どうぞよろしくお願いいたします。

外来担当表

   
新患・予約外
・再来
AM 三浦
岡山
三浦
交替※3
三浦
岡山
交替※3 三浦
  • ※3 東北労災病院医師