財団法人 宮城県成人病予防協会

機関誌TWO BIRDS 平成20年 春号

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宮城県職員メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群、通称メタボ)

今年4月の特定健診実施を前に 改善セミナーを開催
結構、頑張っています…が、なかなか手強い内臓脂肪

宮城県職員メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群、通称メタボ) 健康診断・人間ドックの結果を受け、メタボリックシンドローム予備群と考えられる宮城県職員の改善セミナーが仙台循環器病センターリハビリ棟で実施されました。県では今後五年間でメタボリックシンドロームの概要を知る人を県民全体の80%以上に高める数値目標を掲げた上、重点的に取り組むことを表明しており、職員のメタボ改善にも力が入っています。昨年7月下旬から三回にわたって11月中旬まで開催されたセミナーに参加したのは87名。4班に分かれ、第一回は集団でメタボの概要や食事バランスガイドの利用法の説明、そして健康運動指導士から内臓脂肪を減少させるための運動指導を受けました。その後ライフコーダ(生活習慣記録機)を装着して、日常の生活行動の記録をしながら、2日分の食事記録をとることと、おやつもお酒もしっかりと自己申告する宿題が与えられました。約一ヶ月後の二回目のセミナーでは、ライフコーダや自己申告の食生活を基に一人当たり60分の個別相談が行われました。ここでは主に栄養士による栄養指導と、健康運動指導士による運動指導がありました。じっくりと相談をする機会を得て、かなり、モチベーションが高まります。三回目のセミナーでは、個人差があるものの、腹囲や体重が大幅に減少した人も居りました。 しかし、メタボ脱出までには至りませんでした。食事の指導では、最近の傾向として外食(弁当・ファーストフード・出前・惣菜等を購入して家庭や会社に持ち帰って食べる中食も含む)の割合が高くなっており、エネルギーの摂りすぎや栄養バランスが崩れやすい事が考えられるため、外食の上手なとり方や栄養表示の見方などを学習しました。 これまでの外食のとり方の見直しや今後の参考にしてもらい、更なる減量目標を立てて、職場に戻りました。
意識してウォーキングをしたり階段の上り下りをしているのに体重が減らないという人は、筋力トレーニングをプラスしてみましょう。

結果より、自分の評価が大切

宮城県総務部職員厚生課 斎藤美代子保健師

宮城県総務部職員厚生課 斎藤美代子保健師 参加者87人の平均は0.5Kg減、腹囲1.8cm減と、短期間なので結果的に脱出できた人は少ないのですが、今年4月から本格的にはじまる特定健診を前にメタボリック改善セミナーを実施できたことは動機付けにつながったと思います。一番大切なのは第三者の評価ではなく、自分の評価。自分がどれだけ頑張ったかということでしょうね。それが今後のメタボリックシンドローム改善につながると思います。今回はライフコーダや食事分析を実施したことで、より自分自身の生活を振り返ることができました。参加者に感想を求めたところ、「セミナーを受けてから、健康管理を強く意識するようになった。特に食事の摂り方に気をつけるようになった」「なんとなく気にしていたことが、講話、相談、実技を通して意識するようになった」「運動実技について、ポイントを記入したマニュアルがあると家で行うことができ効果が上がると思う」「参考になった。後は自分の意志次第」等、今後につながる成果があったのではないかと思っています。

努力した分、結果を出せた。

土木部住宅課 岩崎正一さん(49歳)

土木部住宅課 岩崎正一さん(49歳) 体重3.6kg減 腹囲6.5cm減
5年前から中性脂肪が高く、平成17年に354mg/dl、18年412mg/dl、19年540mg/dlとなって、ドクターから再検するようにいわれました。当時を振り返ると、体重75.8kg、腹囲99.8cmで、住宅課メタボの代表のようなものだった。腹囲に加え、血圧も高く、さらに異常な中性脂肪に驚き、セミナーに参加しました。 セミナーではライフコーダを装着したおかげで、生活習慣を見直すきっかけとなりました。朝の運動をはじめるようになったし、個別支援で指導されたように食事では野菜を積極的に摂るようにして1日2000kcal以上にならないようにしました。酒もほどほどにして、現在では毎朝5時から6時の1時間、家の周りを歩いています。約7000歩ほどになりますが、日課となってきています。血圧は141/81mmHgと正常に近くなっております。平成20年の健診で、内臓脂肪、中性脂肪の値がどれくらいになるか楽しみにしているところです。

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